キャリア相談は、転職を決めた人だけが考えるものではありません。今の職場で続けたい人も、働き方を少し変えたい人も、方向が見えない状態から自分の状況を整理してみましょう。
悩みを整理する → 選択肢と注意点を知る → 自分のペースで動く
01 / 考える道しるべ
何を相談したいか、まだ決まらなくてもよい
厚生労働省はキャリアコンサルティングを、職業の選択、職業生活の設計、能力の開発・向上などについての相談として説明しています。転職先を探すことだけに限った考え方ではありません。[S3]
たとえば、仕事のどの部分がつらいか、得意なことをどう生かしたいか、学び直す前に何を整理すべきか、といった入口があります。話し始めるために、きれいな自己分析や長期計画を完成させる必要はありません。
02 / 考える道しるべ
3つの欄に、短い言葉で書き出す
メモは手元の紙などで作ります。まずは単語や箇条書きで構いません。このサイトに仕事内容や個人情報を入力する必要はありません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表を選んで左右キーで移動できます。
| 欄 | 書くこと | たとえば |
|---|---|---|
| 気になること | 困っている場面、迷っていること | 業務が増え、学ぶ時間が取れない |
| 変えたくないこと | 守りたい生活、続けたい仕事の要素 | 勤務時間、通勤範囲、今の分野 |
| 相談で知りたいこと | その場で一緒に整理したいこと | 続けるために調整できる点はあるか |
書ける範囲で、これまで担当したことや楽しかった場面も添えると話題になります。一方、勤務先の機密や第三者の個人情報は、そのまま資料に含めないようにします。相手へ渡す必要があるか、先に確認してください。
03 / 考える道しるべ
相談先の役割と条件を確認する
相談の窓口、求人を紹介するサービス、講座を販売するサービスでは、扱う内容や立場が異なることがあります。相談の目的、費用、所要時間、継続契約の有無、求人や講座の紹介を受ける必要があるかを、申込前に確認しましょう。
予約前に確かめたいこと
- 今の仕事を続ける方向でも相談できるか。
- 何を一緒に整理でき、何は対象外なのか。
- 相談担当者の経歴・資格をどう確認できるか。
- 料金、キャンセル・日程変更、追加契約の条件は何か。
- 記録・録音の有無、保存期間、勤務先等への共有範囲はどうなっているか。
「キャリアコンサルタント」は名称独占の登録資格で、守秘義務が課されています。ただし、「キャリア相談」という名前のサービスすべてについて、同じ資格や取扱いがあると判断しないでください。実際の担当者と利用規約・個人情報の説明を確認することが大切です。[S3]
04 / 考える道しるべ
話したくないことは、最初に伝える
相談のはじめに「まだ転職は決めていない」「今日は状況を整理したい」「この話題は詳しく話したくない」と伝えて構いません。提案が自分の状況に合わないと感じたら、理由や別の選択肢を尋ね、持ち帰って考える方法もあります。
相談が終わったら、納得できた点、分からなかった点、次に確かめたい点をひとつずつメモします。提案をすべて実行するのではなく、自分が選べることと、今は見送ることを分けましょう。
05 / 考える道しるべ
相談するかどうかも、自分のペースで選ぶ
いますぐ相談を予約する以外にも、メモだけ作る、相談先の条件をひとつ調べる、少し休んでから考え直す選び方があります。今の職場で続けることも含め、状況に合う次の一歩を考えてください。
ミチハレは考え方を整理する情報サイトです。個別相談・予約受付・求人紹介・転職あっせん・法律相談・給付の適否判断は行っていません。
公式出典と情報確認日
公式情報の確認日:2026年10月15日。下記リンクはオンラインの外部ページです。制度の条件や手続きは申込前に公式案内で確認してください。
- [S3] 厚生労働省キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント(外部・オンライン)
次の道は、急いで決めなくても大丈夫。
いまの気持ちから探す